小さい畜産で稼ぐコツ 少頭多畜・加工でダントツの利益率!

上垣康成著

自分が食べるものは自分で生産したいと願う但馬牛農家が書いた、
自分で育てた牛や豚、アイガモを肉にして売る経営の全て。
山間地の暮らしを楽しみながらきちんと稼ぐための手順とコツが満載。

小さい畜産で稼ぐコツ

少頭多畜・加工でダントツの利益率!
著者:上垣康成
定価:1,836円 (税込)
ISBNコード:9874540171291
発行:2017/12
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5/120ページ

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繁殖和牛以外のエサは基本的に自給。牧草はロールベールをラップしてサイレージに。
十産した母牛。飼育環境はのびのび。エサやりのとき以外は裏山などで自由に過ごす。
育てた家畜を自分たちでさばくのも楽しい仕事。豚の枝肉をカットしている筆者と妻。
ベーコンやソーセージ加工も自前で。自宅敷地内に建てたカフェ&ショップでも売る。

著者

上垣 康成(うえがき やすなり)

1965年兵庫県養父市(旧大屋町)生まれ。
高校卒業後、歯科技工士として大学病院に在籍。
平成元年、祖父の繁殖和牛と水田経営を引き継ぐ形で新規就農。
途中、高校で情報の講師として数年勤務。
平成15年、父親が経営するアイガモ処理場を引き継ぐ。以降、もろもろ始めて現在に至る。
現在、繁殖和牛10頭、経産牛の肥育1~2頭、豚の肥育年間7~9頭、
アイガモ稲作約50a、牧草3ha。
アイガモと豚、牛を自ら精肉加工販売する。アイガモの委託処理は年間6000羽。
「育てて、さばいて、食べる」という飼料自給から自家消費まで一貫することにこだわり、
暮らしを楽しむ農業を実践中。
本書中のイラスト(一部を除く)は奥さんの美由紀さん作。

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目次

  • はじめに――和牛繁殖経営から少頭多畜種の加工経営へ
  • 第1章 小さい畜産の魅力
  •  どうして少頭多畜種の加工経営なのか?
  •  1日の仕事、1年の仕事
  •  小さい畜産Q&A
  •   畜種を増やすと働き方は変わるの? エサは何を与えるの?
  •   豚の肥育って難しくないの?
  •   病気の心配はないの?
  •   糞尿処理は毎日やるの?
  •   エサ代は高くつかないの?
  •   エサ代は為替相場や原油価格に左右されないの?
  •   精肉加工のいいところは?
  • 第2章 小さい畜産の飼い方
  •  繁殖和牛経営を安定させるには
  •  豚の肥育を始めるには
  •  和牛の経産肥育を始めるには
  •  アイガモ稲作を始めるには
  • 第3章 小さい畜産の精肉加工
  •  わが家の肉が手元に届くまで
  •  カモのさばき方のコツ
  •  ベーコンと燻製器の作り方
  •  精肉加工を始めるために必要な許可
  •  精肉加工を始めるために必要な機器
  • 第4章 小さい畜産の売り方
  •  こだわりを貫き通す
  •  ネットで日常を発信する
  •  カモ肉と鍋つゆをカモ鍋セットで
  •  自前のお店を持つ
  • 第5章 小さい畜産の考え方
  •  できるだけ自分でやる、時間をかける
  •   これが畜産の最前線
  •   モノを壊すことが好きだった
  •   時間をかけて作り上げていく楽しみ
  •   自分でやれば、とにかく安くつく
  •   補助金に頼らない
  •   地域で物々交換
  •   日曜大工より日曜鉄工
  •   持ってると便利な第2種電気工事士の資格
  •   必要な農機具、不要な農機具
  •   大きなトラクタへの憧れ
  •   絶対に必要な時をシュミレーションしてみた
  •   必携なのは軽トラ
  •   モアやハーベスタはもらう
  •   農機はネットオークションで
  •   安く落札するならシーズンオフがねらいめ
  •   農業こそビジネスチャンスは本当か
  •   生活できるだけの収入が得られればいいじゃないか
  •   農業参入した企業は農地を守れるか
  •   小さな農家を増やすほうが元気な村ができる
  •   農家の強みはお金がなくても生きていけること
  •   命をいただいていることを伝える
  •   家畜がお肉になることがつながらない人がいる
  •   これはきっと閉鎖的なところがいかんのだ
  •   牧場見学、アイガモ解体体験、出張授業
  •   どんなお医者さんにもできないこと

書評・反響

■ 読者カードから ■

----- 2018/1 -----

ぼくは畜産にとてもきょう味があります。しょう来は畜産の仕事をしたいなと今は思っています! 農業の、家で生活を楽しめる所が好きで、畜産は毎日休みなく働くけれど、人のためになる仕事であこがれます。今度は酪農の本が見たいです。牧場で働く人の仕事や、その仕事を始めたきっかけ、苦労することなどを知りたいです。せんもん的な言葉にはふりがなをつけてほしいです。(長野県・10歳)

 

----- 2018/1 -----

畜産とも自ら経営し稼ぐこととも縁遠い会社員の私です。読めば読むほど自然や家畜に寄りそった働き方を模索され、それをサイクルとしつつ、新しいことにもチャレンジされる姿がとてもまぶしくうつりました。それと同時に、そういったライフスタイルを築かれるまでの道のりを知ることができ、「暮らしの延長として」働くことの大切さを痛感しました。「仕事(Work)」と「生活(Life)」を別々にしがちな会社勤めですが、暮らしの延長とはいかなくても、自分の暮らしを大切に、少しでも楽しくできないか…。働くことについても考えさせられました。(Work LifeバランスでもLife Workバランスでもなく、すべてがLifeだなあと感じました。)

 

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■ 書評・ネットでの紹介など ■

 

----- 2018/4/1 -----

『食べもの文化』No.523 2018年4月号 > Book Review

 著者は「自分が食べるものは自分で生産したい!」と願う兵庫県の農家さんです。3頭の繁殖牛の飼育から始まった牧場が、今では牛と豚の肥育、アイガモの飼育なども取り入れ、その肉をさばいて売るようになるまでのお肉のストーリーです。畜産というと、牛なら牛、豚なら豚を大規模かつ企業的に飼い、飼料は外国から輸入することが多いなか、著者は、エサづくりから飼育・精肉加工販売などまで自分たち家族でやること、いろいろな畜種を飼うことを「小さい畜産」と呼び、本書ではその暮らしぶりや経営について、楽しくまとめてあります。
 私たちが口にする食べものを考える上でも、これから農業を始めようとしている人や、これからの農業を考えている人などにもおすすめの1冊です。

芽ばえ社 「食で育てよう 子どもの体・心の健康」をテーマに本を出版しています

 

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・『畜産コンサルタント』2018/5月号(中央畜産会)【新刊紹介】
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