名人が教える 和牛の飼い方 コツと裏ワザ

農文協 編

『現代農業』の和牛記事の傑作選。牛の病気・ケガをわが家で治す知恵、肥育で伸びる子牛の育て方、母牛一年一産のコツ、道具の工夫、飼料米・飼料イネの上手な与え方、雄雌産み分け術など、農家の技術を結集。

名人が教える 和牛の飼い方
コツと裏ワザ

著者:農文協 編
定価:2,484円 (税込)
ISBNコード:9784540171574
発行:2017/09
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 128ページ

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着古しの膝掛けなどで作れるカーフジャケット。シンプルな形なので洗いやすい。
成長に合わせた頭絡でスキンシップ向上。つくり方は超簡単。知っておくと便利。
11年連続出産している母牛。幸せな牛ならラクラク一年一産。そのコツとは… *1
背中に置いた手ぬぐいに火をつける?! モグサ不要、温灸効果で発情バッチリ。 *2

(写真撮影 *1:田中康弘 *2:赤松富仁)


子牛が下痢せず、大きく育つ 増し飼いと追加ほ乳
『現代農業』2017年10月号 農文協編集局NEWS22(PDF)

目次

はじめに

  • Part1 わが家でできる 牛のケガ・病気の治療
    •  手ぬぐい灸療法
    •  真ん中一カ所だけのかんたんお灸
    •  牛の病気を柳の楊枝で治す「順気療法」
    •  牛の解熱に耳針
    •  えひめAIは牛の胃腸に間違いなくいい 
    •  カスピ海ヨーグルトと米ヌカ発酵飼料
    •  砂糖+塩でつくる「お手軽経口補液剤」
    •  下痢にまずポカリ、次の一手はカロリーメイト/ヤクルトで子牛は下痢知らず/敷料にモミガラくん炭/予防にバナナ、治療にはヤクルト
    •  ストマックチューブの失敗しない使い方
    •  子牛のコクシジウムがニンニクで止まった!
    •  下痢対策:焼酎ストレートが効く/梅酢を飲ませる/親牛のエサに片栗粉を混ぜる/正露丸を溶かした柿の葉茶が特効薬/下痢・風邪にニラが効く/梅の砂糖漬け液がいい/炭の粉を一握り/ゲンノショウコ茶をミルクに混ぜる
    •  子牛の皮膚病に 五倍酢+油
    •  傷や腫れの痛みが和らぐヘビイチゴの焼酎漬け
    •  牛の皮膚病や傷、下痢に効く とっておきの手作り薬
  • Part2 牛飼い便利グッズ
    •  ロープ1本でさっと作れる! 簡単頭絡と助産道具
    •  古い毛布やタオルケットでカーフジャケット
    •  子牛の保温用シェルター
    •  獣医へそくりくんが贈る便利道具カタログ
    •  イチョウ形ハナカンでスムーズに離乳
    •  牛舎作業がラクになる 道具の工夫
    •  牛のヨロイは灰でスルリ!
  • Part3 子牛を元気に育てる
    •  腕利き肥育農家に教わる「将来性のある子牛」の見分け方
    •  腹と骨格ができた子牛を地域みんなでつくった
    •  六〇日齢での離乳が「ぐんぐん子牛」をつくる鉄則
    •  追加哺乳、哺乳期間の延長で子牛の発育がよくなる
    •  黒毛和種とホルスタイン 子牛はどう違う?
    •  虚弱牛も強化保育で二カ月離乳できる
    •  つなぎ運動とブラッシングが基本
    •  綱さばきとかけ声で指示通り牛を動かす
  • Part4 母牛を大事に飼って一年一産
    •  母牛が幸せなら ラクラク一年一産
    •  発情発見から三〇時間後のタネ付けで受胎率九〇%以上
    •  分娩二カ月前からの別飼い+たっぷり粗飼料
    •  妊娠末期は飼養標準の五~七割増しの飼料給与を
    •  うちはこれ!産後のごほうびいろいろ
  • Part5 飼料イネ、飼料米をつかいこなす
    •  WCSでエサ代減、子牛の肋張りがよくなった
    •  飼料イネ(WCS)ってどんなエサ?
    •  エサ代が五分の一に! モミ米サイレージ
    •  飼料米の破砕に使える機械
    •  肉牛の飼料米給与に血液検査を!
  • Part6 ためしてみる?牛飼いおもしろ話
    •  つむじの位置で、牛の性格がわかる?
    •  牛の雌雄産み分け術

書評・反響

----- 2017/10/1  -----

『畜産コンサルタント』2017年10月号(中央畜産会)「新刊紹介」より

月刊誌『現代農業』の歴代の人気記事を収録したもので、全国各地の生産者のさまざまな取り組みが豊富なカラー写真や図表、イラストとともに紹介されている。
子牛の育成や一年一産のための飼養管理の工夫などについて、多くの生産者の優れた取り組みが紹介されており、たいへん参考になるほか、1章「わが家でできる 牛のケガ・病気の治療」にはお灸などに加え、“子牛の下痢予防にバナナ、治療にヤクルト”、“子牛にマムシの焼酎漬けをグイッと”などといった見出しも。
いわゆる「民間療法」的な各生産者の取り組みは読んでいて楽しく、また手軽に取り入れられるものも多く参考になるのではないだろうか。(板東杏奈)

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