稲作診断と増収技術

松島省三 著

1977年刊行の名著が読みやすくなって復活!
早期有効茎数確保、
中期にデンプン蓄積を高めるV字型稲作理論は、
現在の稲作技術の原点。
V字型稲作を批判するへの字型理論、
太茎大穂型理論を理解する上でも重要。

稲作診断と増収技術

松島省三 著
定価:本体2,300円+税
ISBNコード:9784540191749
発行:2020/2
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 340ページ

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著者

松島 省三(まつしま せいぞう)

明治45年長野県に生まれる。昭和9年東京大学農学部農学実科卒業。農林省農事試験場鴻巣試験地(昭9~10年)、農林省九州農試(昭10~13年)、島根県農試(昭13~19年)、山口県農試(昭19~23年)、農林省農事試験場技術部(昭23~25年)、農林省農業技術研究所物理統計部(鴻巣分室、昭25~35年)、国連食糧農業機構(FAO、昭35~37年)、農林省農業技術研究所物理統計部調査科長(昭37~45年)、同物理統計部長(昭45~48年)を経て昭和48年退官。日本工営株式会社技術顧問に就任。農学博士。平成9年3月、85歳で逝去。

目次

  • 第一章 収量構成のしくみと増収のねらいどころ
  • 一、なにを目標に増収を考えるか
  • 二、穂数はこうして決まる
  • 三、無効分げつと有効分げつのわかれ道
  • 四、最高分げつ期と幼穂形成始期との関係
  • 五、一穂モミ数はこうして決まる
  • 六、登熟歩合はこうして決まる
  • 七、千粒重はこうして決まる
  • 八、収量はこうして決まる
  • 九、安定多収にもっとも適した収量構成
  • 第二章 簡単にできるイナ作診断
  • 一、イナ作改善はまず成熟期の診断から
  • 二、モミ数と登熟歩合と収量との関係
  • 三、成熟期の簡便なイナ作診断
  • 四、成熟期の診断結果を利用する道すじ
  • 五、イネの生育段階の診断法
  • 六、節間の伸長と幼穂の伸長との関係
  • 七、葉身・葉鞘・節間の伸長の相互関係
  • 八、葉身の長さから肥効時期を診断する方法
  • 九、根の生育と地上部の生育との関係
  • 一〇、根の診断法
  • 一一、健苗の診断法
  • 一二、葉の色・形などによる栄養診断法
  • 一三、ヨード反応利用によるイネの診断
  • 一四、生育各期における収量診断
  • 第三章 安定多収栽培の実際-診断結果の応用-
  • 一、発育段階に合わせた栽培
  • 二、計画的なイナ作
  • 三、ムダのないイナ作改善の道すじ
  • 四、穂数はこうすれば多くなる
  • 五、一穂モミ数はこうすれば多くなる
  • 六、登熟歩合はこうすれば高まる
  • 七、千粒重はこうすれば重くなる
  • 八、発育段階に合わせた四つの追肥時期
  • 九、倒伏しないイネつくり
  • 一〇、穂ぞろい期追肥(実り肥)の理論と実際
  • 一一、増収のための品種選定の方法
  • 一二、地力の増強
  • 一三、作業のポイント(作業暦にそって)
  • 第四章 理想イネによる多収・安全・良質イナ作
  • 一、はじめに
  • 二、なぜ多収はむずかしいか
  • 三、いつチッソがきくと登熟歩合は低下するか
  • 四、理想イネとはどんなイネか
  • 五、イネの姿勢を自由に変える技術
  • 六、理想イネによる多収穫の実証
  • 七、多収におよぼす堆厩肥の意義
  • 八、理想イネによる安全イナ作
  • 九、理想イネによる良質イナ作
  • 一〇、理想イネによる多収・安全・良質イナ作の実際
  • 第五章 株まきポットイナ作と多収穫栽培
  • 一、株まきポット考案の動機
  • 二、株まきポットの考案
  • 三、株まきポットの使用方法
  • 四、株まきポット苗の本田管理
  • 五、株まきポットイナ作の収量成績
  • 六、株まきポットによる多収栽培
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