つくる・呑む・まわる 諸国ドブロク宝典

貝原浩 他著

1989年、1998年刊行の名著を合わせて復活。
全国各地に伝わるドブロクつくりの秘伝を訪ねて3年、
その後も国内海外の様々な手づくり酒の取材を加えて、
酒を肴に現地の人びととの交流も綴った痛快な図解文集。

つくる・呑む・まわる
諸国ドブロク宝典

著者:貝原浩 他
定価:本体2,000円+税
ISBNコード:9784540192166
発行:2020/3
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 184ページ

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農文協創立80周年記念出版 復刊兄弟作品

ドブロクをつくろう 前田俊彦 編

趣味の酒つくり 笹野好太郎 著

著者

貝原 浩(かいはら ひろし)

1947年倉敷市生まれ。
1970年東京芸術大学デザイン科卒。以来フリーで書籍を中心に装丁、さし絵、漫画、絵本を制作。1986年から『現代農業』のどぶろく取材で各地の手づくり酒の話を連載。1990年以降、世界各地を旅して、風景画を軸に絵画を個展で発表。
2005年6月逝去。享年57。
<おもな個展>1992年 丸木美術館「大地の結び」展、1992~98年 東京、京都等で「華鳥風月」展。
<おもな本>『鬼子母神』『パウンペと鮭の口合戦』『虹を駆ける熊』(以上、風濤社)、『風下の村から・チェルノブイリスケッチ』(平原社)、『ショーは終っテンノー』 (社会評論社)、『諸国ドブロク宝典』(農文協)、『仮説縁起絵巻』(現代書館)ほか。

ブログ「絵描き・貝原浩」

目次

  • 諸国探訪ドブロク宝典 貝原浩
  • 壱 秋田●くされもとを使った伝統的ドブロクづくり
  • 弐 秋田●ドブロクづくりはこうじに始まる
  • 参 岩手●幻のはなモトくつくってみる?
  • 四 宮城●自家製のこうじをたっぷりつかう
  • 五 秋田●酒のあわでつくる
  • 六 山形●新聞紙でろ過させる
  • 七 岩手●ひえ・あわでつくる
  • 八 山形●大量に仕込めば押しの強い旨い酒となる
  • 九 長野●信州信濃の爺ッ様は本格三段仕込みの強い酒
  • 十 山口●こうじ米だけでつくるお母ちゃん軍団の銘酒谷しぶき
  • 十一 千葉●仕込み水の温度六〇~七〇度で度の強い濁酒ができる
  • 十二 秋田●初夏の湯治場は山菜つまみにドブを飲る
  • 十三 山形●村の母さん達の競作はどれもこれも一等賞
  • 十四 秋田●もろ肌ぬいで山の中でつくる「もろはく」
  • 十五 秋田●桶が鳴るかしごきが鳴るか桶とささらの愛が鳴るエーヤーレー杜氏の心で濁酒づくり
  • 十六 山形●にわかづくりに寒仕込み「どんべ」のとぎれることはない
  • 十七 山形●酒調べとの知恵くらべっこだ罰金なんぼとられたってドブロクはやめられねェ
  • 十八 岩手●すっかいぶどう酒変じて香り高きブランデー
  • 十九 神奈川●「もち米」もとのマッコリにキムチ程よく踊りよし 朝鮮・韓国の酒
  • 二十 北海道●ひえからつくるチカラサケ(われらつくる酒)は神サマからの贈り物 ァイヌの酒
  • ニ十一 熊本●ドブロクは堆肥の中でまろやか発酵
  • 二十二 福島●除夜の鐘撞き終へて酌む般若湯
  • 二十三 鹿児島●薩摩隼人が力でつくるこれぞ本格イモ焼酎
  • 二十四 長野●新米届けば女房ドノにせっつかれドブロクとなる
  • 二十五 秋田●四十五年前、米一斗と交換した益子焼のカメでつくり続けているドブロク
  • 二十六 ペルー●インディオの酒は発芽とうもろこしを使い、リャマの糞を燃料につくる
  • 番外 ●ビール(麦酒)をつくる
  • 誰にもできるドブロク・ワイン・ビール 笹野好太郎・新屋楽山
  • イーストとヨーグルトを使ってドブロクをつくる 笹野
  • イーストを使わず市販酒カスで、もとをつくる 新屋
  • 元酒屋のオヤジが明かす旨い強い、最高のドブロクつくり 新屋
  • ワインをつくる 笹野
  • 手づくりビールに挑戦 笹野
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  • 一風変わった酒づくりを楽しむ 日本海外編
  • 1 秋から冬、春ワイワイとワイン、柿酒、ドブロクの酒づくり自慢集まる 静岡県 村木広さんと仲間達
  • 2 爺さま焼酎、父さん濁り酒、母さんパンづくり、子らは「どべん」と、満足まんぞく 山形県 大原正志さん
  • 3 日々五合は欠かさぬ亭主と粕料理に腕ふるう女房ドノ 青森県 畑中雄さん・明子さん
  • 4 千年も前からどんべといえば雑穀でつくってきた 岩手県 一条ふみさん
  • 5 戸棚せましと果実酒に濁酒並ぶ 新潟県 星野栄子さん
  • 6 ほんのりほのぼの、すっきり味の牛乳酒 長野県 藤沢作造さん
  • 7 土着菌から麹をつくる、人にも作物にも滋養たっぷり 茨城県 村井侑夫さん
  • 8 一日一回、どぶろくつけてお肌の手入れ 熊本県 大川光夫さん・苗さん
  • 9 こだわるからには極めてみせよう、手づくりビール 山梨県 月野広之さん
  • 10 大切なカムイノミ(神への祈り)に供する酒(トノト)はフチ(おばあさん)のつくるもの 北海道 コトリサワさん
  • 11 鶏に、食用に、それと酒米に。タイ米の使い途 東京都 大島仁さん
  • 12 婆様たちの好物は少し甘めのにごり酒 秋田県 中橋ユキさん達
  • 13 まっさらの土地に二人で描く夢大きく酒を飲む 北海道 小路建男さん・恵子さん
  • 14 のこりもちに福がある 京都府 塔下やよいさん
  • 15 発芽玄米を麹にした麦酒(むぎざけ)づくり 千葉県 穂田波男さん
  • 16 夏場はすっきり発泡性白濁酒に限ります 岡山県 小島明さん・紀子さん
  • 17 九州に来たからにはいも焼酎。昔なつかしい味は手づくりでこそ 長崎県 広野計さん・敬子さん
  • 18 泡盛から醸す酒、ミーリン酒(チュ) 沖縄県 前花友宏さん
  • 19 リンゴ入りのマッコリは味涼やかにして腰ぬけた 東京都 李幸子さん
  • 20 オモニのつくるマッコリには古里の匂いが活き続けているぞ 大阪府 金文染さん
  • 21 三多三無の島にまことすみやかに醸された粟酒がありました 韓国済州島 キムカプスンさん
  • 22 水は天からもらい水、酒は寺からもらい米、タイのサートゥは甘いあまい濁り酒 タイ・イサーン地方
  • 23 ヒマラヤ山中、龍の国ブータンにはチャンと酒があった ブータン チュディンさん
  • 24 魔除けの赤とうがらしを忘れると酒(トオン)はできない ネパール ゴパールさん
  • 25 ヤシの樹液から香味比類なき酒アラック(ヤシ酒)が醸される インドネシア・バリ島 ゴシティさん
  • 26 1000リットルほどつくる自家用白ワイン ポルトガル マリア・シュウゼットさん
  • 27 サマゴン(自家製ウオトカ)のあればこそ越せるロシアの冬 ロシア・ベラルーシ ニコライ爺さん
  • 各地で出会った酒づくり工夫・道具あれやこれや
  • 貝原浩の手づくり酒を訪ねて三千里
  • 1 寒い国のゲマイン(自家製ウオトカ)の価値は限りなく大きい【某月某日 ベラルーシ・チェルノブイリ近くの村で】
  • 2 お湯を足し、何度も味わう酒もあるのだ【某月某日 ネパール・カトマンズで】
  • 3 仏教信仰と共存しているサート(どぶろく)づくり【某月某日 タイ・イサーンの村で】
  • 4 おーいヤシの木、花芯から樹液をもらうぞ【某月某日 バリ・ウヴドウ村で】
  • 5 似顔絵の効用【某月某日 某所で】
  • 6 いまだ縄文の血を脈打たせる人びと【某月某日 東北の山村で】
  • 7 「味の濃淡は人情の表れ」【某月某日 在日韓国人のお宅で】
  • 8 婆さまの手際のよさに感嘆しきり【某月某日 秋田県北の村で】
  • 9 ある呑んべえの酒工房見学記【某月某日 北上川のほとりで】
  • 10 どんどん広がる酒づくりの輪【あとがきにかえて】

■ 書評・ネットでの紹介など ■

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