牛乳から世界がかわる

小林国之 著

酪農を知れば世界がわかる。
現場を歩けば見える世界がかわる。
2つの学びで食・農・環境の今を探究するための超入門!

★かんがえるタネ★

牛乳から世界がかわる

酪農家になりたい君へ
小林国之 著
定価:1,760円(税込)
ISBNコード:9784540241017
発行:2024/9
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:四六 196ページ

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牛乳が余ってもバター不足がおきるわけ、牛のゲップと地球の温暖化の関係、「土壌の世界の住人」を中心に考えるリジェネラティブ農業のこと、酪農家たちの考える「牛に優しい飼い方」とは、農家の仕事と生活をまるごとサポートする農協の役割……牛と共に暮らす「酪農」を知れば、世界がわかる。「牛乳」が生まれる現場を歩けば、見える世界がかわる。2つの学びで食・農・環境の今を探究するための超入門! 酪農家になりたい人はもちろん、酪農に興味がある人すべてにやさしく解説する、「モー太郎」のマンガ付。

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枝幸町の石田牧場での取材にて。経営者の石田晃介さん、奥さんの遊さんへのインタビュー。晃介さん「農家の人たちがいるからこそ、その風景は守られているということに気がついたんです」

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放牧は、時に過酷な環境にもなる。なにが牛にとって自然な暮らしなのだろう?(枝幸町の石田牧場)

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美瑛町のベイリッチランドファームでの取材にて。経営者の浦薫さん、十夢さん親子、著者(一番左)、佐藤桃さん

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フリーストール牛舎で乳牛の良さを最大限に引き出す(美瑛町のベイリッチランドファーム)

著者

小林 国之(こばやし くにゆき)

1975年北海道生まれ、北海道大学大学院農学研究院准教授。北海道大学大学院農学研究科を修了の後、イギリス留学。助教を経て、2016年から現職。主な研究内容は、農村振興に関する社会経済的研究として、新たな農村振興のためのネットワーク組織や協同組合などの非営利組織、新規参入者や農業後継者が地域社会に与える影響など。また、ヨーロッパの酪農・生乳流通や食を巡る問題に詳しい。
著書に『農協と加工資本 ジャガイモをめぐる攻防』(日本経済評論社、2005年)、『北海道から農協改革を問う』(筑波書房、2017年、平成30年度「JA研究賞」受賞)などがある。

目次

『牛乳から世界がかわる 酪農家になりたい君へ』
農文協 公式note

 

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