材料の性質・選び方からインパクトドライバーの基本テク、
一緒に使いたいノコ・ノミ・カンナなどの手技のほか、
規格材を用いてつくる木目やテクスチャーを活かした22作例までを紹介。
国産材による初めての木工本。
木材・道具の基礎から家具づくりまで
著者:大内正伸
定価:2,750円(税込)
ISBNコード:9784540171109
発行:2018/03
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 148ページ
大内 正伸(おおうち まさのぶ)
1959年茨城県生まれ。1996年東京西多摩の森林ボランティア活動に参加して以来、広く林業にかかわり、間伐の実践グループやイベントを立ち上げてきた。
2004年より群馬山間部の古民家に移住し、囲炉裏や石積み、自然農を実践。この間、民家改装にも様々取り組む。
2011年香川県高松市に転居し、新たな地で畑作や木工の技をさらに究めつつある。
著書に『図解 これならできる山づくり』(共著)、『図解 山を育てる道づくり』、『山で暮らす愉しみと基本の技術』、『「植えない」森づくり』、『囲炉裏と薪火暮らしの本』ほか
はじめに
■ 読者カードから ■
----- 2022/4/13 -----
電気工具の使い方が勉強になった。
(広島県 団体職員 70代 男性)
----- 2018/6/21 -----
『住む。』No.66(2018年夏号) Sumu Square "Books"
スギ、ヒノキとインパクトドライバー。材と道具で導く楽しくて役に立つ木工
弘法筆を選ばずとは言うけれど、実際のところものづくりの出来栄えや楽しさは道具に大きくかかっている。著者が信頼を置くインパクトドライバーは、コンパクトなのにパワフル、扱いも簡単で、木工の世界を劇的に変えた電動工具だ。このインパクトドライバーと、日本が誇る木材であるスギやヒノキを使ったDIYを手引きする。
国産のスギ、ヒノキにこだわるのは、加工がしやすい上に木目や木肌が極めて美しいからだ。扱いやすく美しいということは、初心者でもそこそこ満足できるものがつくれる。そして、つくる楽しさにはまっていく。道具と材こそが、木工DIYの水先案内人なのである。
1章から4章までは木のこと、道具の扱いなど、手を動かす前に知っておきたい情報がたっぷりと詰め込まれている。スギ、ヒノキの魅力、木取りの仕方、インパクトドライバーの強みなど、知っておくとこの先、自分なりの応用が効き、DIYの深みにはまるに違いない知識が並び、読み物としてのおもしろさもある。
最後の5章に集められた作例集も豊富だ。テーブルや椅子、照明器具などのほか、背負子や臼と杵まで登場する。つくり方だけでなく、著者の実生活の中での活用シーンもちりばめられ、製作欲に拍車をかける。
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●『日本農業新聞』2018年11月4日 書評欄
----- 2018/7/15 -----
『国産材でつくる インパクトドライバー木工』出版記念講演 in 男木島(実技講習付き)
著者在住の高松市で、出版を記念した実技講習付きの講演会が開催されます。本書では語り尽くせなかったことや、本人による工具の使い方など、楽しさ満載の半日を、男木島の自然たっぷりの美しい風景の中でお過ごしください。
高松市市民活動センター「ふらっと高松」イベント情報