つくって楽しむ わら工芸2

瀧本広子 編集 大浦佳代 取材・執筆

各地のしめ飾り、
「釜敷き」「弁慶」などの日用品・道具、
履き物の「わら草履」「足半」「草鞋」「深沓」など、
人びとの暮らしを支え、
彩ってきたわらの手仕事の作品24種のつくり方を
詳細なカラー組写真で解説。

つくって楽しむ わら工芸2

しめ飾りと生活用具

著者:瀧本広子 編集 大浦佳代 取材・執筆
定価:2,200円(税込)
ISBNコード:9784540181108
発行:2018/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 96ページ

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宝珠飾り
酉飾り
祝いばんどり
弁慶

著者

瀧本 広子(たきもと ひろこ)

東京小金井市在住。2004年に稲作体験による環境学習「田んぼの時間」をスタート。同時に東京農工大学繊維博物館(現科学博物館)でワラ工芸を学ぶ。稲作体験にワラの手仕事を加えることで、自然界のサイクルと、ものつくりのかかわりを伝えている。現在、NPO法人こがねい環境ネットワーク副代表理事。

 

大浦 佳代(おおうら かよ)

群馬県前橋市出身。ライター・フォトグラファーとして、農村や漁村の生活・文化などをテーマに取材・執筆活動を続けている。著書に『「お蚕さま」の四季』(群馬県立日本絹の里1998年)、『港で働く人たち』(ぺりかん社2013年、日本沿岸域学会出版文化賞受賞)、『牧場・農場で働く人たち』(ぺりかん社2014年)などがある。

 

姉妹本『つくって楽しむ わら工芸』

目次

はじめに

  • パート1 わら工芸の基礎知識
  • ・ワラの特性を知る
  • ・ワラを入手する
  • ・道具をそろえる
  • ・ワラを下処理する
  • ・縄をなう
  • パート2 生活用具をつくる
  • ・釜敷き
  • ・砥石(といし)入れ
  • ・つとと吊るしわら
  •  納豆つと
  •  干し柿
  • ・弁慶(べんけい)
  • ・瓶入れ
  • ・畚(ふご)
  • ・わら草履(ぞうり)
  • ・足半(あしなか)
  • ・草鞋(わらじ)
  • ・深沓(ふかぐつ)
  • ・祝いばんどり
  • パート3 各地のしめ飾りをつくる
  • ・各地のしめ飾り
  •  ごぼう締め
  •  だいこん締め
  •  酉(とり)飾り
  •  輪飾り
  •  めがね型
  •  しゃくし型
  •  俵(たわら)型
  •  鶴型
  •  玉締め
  •  へび型
  •  鶴亀飾り
  •  宝珠(ほうじゅ)飾り
  •  
  • ・付録 この本に出てくる結び方・編み方
  • ・あとがき

書評・反響

■ 読者カードから ■

----- 2021/12 -----

写真や図解が多く、初心者にもわかりやすいで内容で満足しています。

(山梨県 自営業 50代 女性)

 

----- 2020/5 -----

地区や学校行事などで、しめ飾り等をつくる時に、教えられる人が少なく、困っていました。しめ飾り以外の道具もたくさん載っていて、わらのある環境の楽しさを感じることができました。農業・工芸などブレない本作りに魅力を感じています。農家ではありませんが、新刊を検索してチェックしています。これからもステキな本を楽しみにしています。

(長野県 会社員 40代 女性)

 

----- 2019/7 -----

めったに見ることのないわらざいくの本にうれしくなりました。私は東京生まれですが、毎年しめナワを作り、もう40年以上になり、年末には作って差し上げたりしています。右手を骨折していて字がかけませんが、早く治して今年もしめなわを作ります。今後も伝承される「モノ」の本をおねがいします。

(東京都 60代 女性)

 

----- 2019/2 -----

布ぞうりはつくったことがあるものの、「わらじ」(娘曰く、わらじはどう履くのか?と…時代劇はよく見てますが)を作りたい。しかし作り方の書かれた本など全く見かけず… そんなところに、こんなすばらしい、しかもたくさんいろいろ載った本が。まさかこんな本に出会えるとは思いませんでした。ありがとうございました。私の父は、本物のわらで「わらぞうり」や「わらじ」「みの」など、作っておりました。大切にとってあるものの、かなり傷んでおりますが、本をみてわくわくしています。

(長野県 60代 女性)

 

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・『婦人画報』2021年1月号 「しめ飾り」で「酉飾り」の作り方を著者が指南

・『農業共済新聞』2018年11月7日 本棚

・『全国農業新聞』2018年11月2日 文化欄 自著を語る「都会にも稲のありがたさを素直に語れる若い親子がたくさんいることに希望を託しています。」

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