キヨミさんのシニアの庭あそびアイデア

長澤淨美 著

いつまでも花を咲かせ、きれいな庭を維持したい!
そんなシニアの女性向けに、
無理せず楽しめる植物・品種選びから
手間のかからない庭つくりの工夫や技法のあれこれ、
気持ち若返る遊びのアイデアまでたっぷり紹介。

無理しないでとことん愉しむ!

キヨミさんの
シニアの庭あそびアイデア

著者:長澤淨美
定価:1,980円(税込)
ISBNコード:9784540181603
発行:2019/11
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 112ページ

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秋に植えたのはチューリップの球根だけ。小花が群れ咲くネモフィラは、昨年のこぼれダネを生かしている。
1日数時間だけ日の差し込む半日陰。カンナやコリウスというカラーリーフが美しく、ルドベキアの花は少しでOK。
木漏れ日くらいの明るい日陰でも、カンパニュラなどが咲き競う。酷暑の続く夏には、植物も人も日陰でホッと息をつく。
ビオラやネモフィラなどの小花がお気に入り。咲いた花からタネをとり、紙コップなどにタネまきして翌年も咲かせる。
小花が群れ咲く小道にかわいらしいガーデンオーナメントを飾ってみる。いくつになってもロマンティックを追求する。

著者

長澤 淨美(ながさわ きよみ)

東京都八王子市で社会保険労務士事務所の所長を務めるかたわら、ガーデニングに取り組んできた。2006年4月からはじめた『キヨミのガーデニングブログ』では、忙しくても楽しく続けられる庭づくりを紹介。3,500万アクセスを突破している。このブログをまとめた『忙しくても続けられる キヨミさんの庭づくりの小さなアイデア』(農文協)を2014年に刊行。クラフトや陶芸、料理も趣味として2010年に料理本『長澤家のごはん』を著している。2015年に体調を崩したことからガーデニングスタイルを見直し、2018年4月には事務所所長を退任し顧問に。時間的に少し余裕ができ、第二のガーデニングライフを楽しんでいる。忙しい現役世代向きの前著に対し、今回はシニア向けにラクして楽しむ"庭あそび"を提唱している。

キヨミのガーデニングブログ 長澤淨美オフィシャルブログ

インスタグラム ngswrose

目次

  • 60代からの庭遊び こんな庭がシニアにおすすめ!
  • はじめに 無理をしないガーデニングで若返りましょう
  • 1章 無理なく楽しめる植物を選ぶ
  • 環境に適した植物が育てやすい
  • 植物の組み合わせや見せ方で庭も手間も変わる
  •  手間なし植物を選ぶポイント
  •  花と緑を “無理なく楽しむ” 年間プラン
  • 手間なし植物カタログ
  • 長く咲く一年草
  • 植えっぱなしOKの多年草
  • 丈夫な果樹や低木
  • 鉢でも育つ野菜やハーブ
  • 彩り豊かなカラーリーフ
  • 日陰で育つ草花
  • 支柱なしでも大丈夫!
  • 水やりの手間がない草花
  • お得な植物カタログ
  • こぼれダネで咲く
  • 返り咲きが楽しめる
  • 挿し木で殖やせる
  • コスパのよいブランド苗
  • お気に入りのパンジー&ビオラを思い切り楽しむ!
  • 2章 手間のかからない庭づくり
  • 手抜きでも見どころのある庭
  •  バラを見直す&手放す
  •  庭にフォーカルポイントを
  •  植物のボリュームで見せる
  • 手入れのラクな花壇をめざす
  •  植栽スペースを限定する
  •  腰にやさしいレイズドベッド
  •  作業しやすい花壇のステップストーン
  • 日陰の庭をフルに生かそう
  •  猛暑がしのげる&楽しめる
  •  意外に多い日陰で育つ植物
  •  日陰の楽しみや見せ方
  • 3章 ツボを押さえて庭仕事を簡単に
  • 見映えよく草姿を整える
  • つる性植物や低木の誘引
  • 暴れる株をまとめる
  • やっかいな雑草との闘い方
  • ちょこっと除草のススメ
  • 花壇の草取りコツのコツ
  • 雑草を防ぐ植物とシート
  • 薬剤を使わない病害虫防除
  • バラも野菜も無農薬で
  • コツは被害の早期発見
  • 水やりを極めよう!
  • 失敗に学ぶ水やりのコツ
  • 留守の水やりを工夫する
  • 4章 とことん楽しむ庭遊び
  • こどもやペットと楽しむ
  • 安心して遊べる花育の場にも
  • お気に入りは芝生と小道
  • 多肉植物であそぼう!
  • 花と一緒に野菜を育てる
  • 花壇で咲かせたい野菜の花
  • すき間で野菜を育てよう
  • 狭い庭の連作障害対策
  • 季節の寄せ植え&花飾り
  • 季節感を手軽に楽しむ
  • イベントを盛り上げる花飾り
  • 5章 挑戦が続く若返りの庭
  • 庭を輝かせるひと手間
  • 次の花を咲かせるワザ
  • 冬越しの工夫や注意
  • お得なこぼれダネや株分け
  • 花いっぱいのスカスカ植え
  • わが家オリジナルの花や野菜
  • お得で育てやすい自家採種
  •  食べまきが止まらない
  • タネから育てや挿し木の裏ワザ
  • 省スペースの手間なし育苗
  •  発根安心の挿し木や挿し芽
  • <庭遊びコラム>
  •  Ⅰ 山野草の盆栽風仕立て
  •  Ⅱ 富士山麓の庭遊び
  •  Ⅲ 100均使いこなしガーデニンググッズ
  •  Ⅳ クリスマスローズの長持ちドライ
  • 植物の索引

書評・反響

■ 読者カードから ■

----- 2022/2 -----

日陰で育つ草花がよかったです。庭作りをがんばろうと思いました。

(鹿児島県 60代 女性)

 

ガーデニングについてのいろいろな知恵と工夫、アイデアが詰まったすてきな本でした。とても参考になりました。

(福岡県 会社員 40代 女性)

 

私の知りたいことがショア新入りで、本当に無理なく愉しめそうで、色々参考にして実行したいと思います。花作りが私のいちばんの趣味です。まだ届いたばかりなのでこれからゆっくり見たいと思ってます。

(島根県 70代 女性)

 

植物の配置や花の植え方がカラー写真でよくわかり見てるだけでもやさしくなります。

(長崎県 自営業 70代 女性)

 

60代からの庭あそび!!無理せず自然の力に助けられてとことん楽しんでみたい―ズバリ、今の私にぴったり。アイデア盛りだくさんの本、最高です。ワクワク、ルンルン。

(沖縄県 60代 女性)

 

----- 2021/11 -----

庭植えもすばらしく真似をしたいぐらいです。鉢もセンスが良く、いいですね。

(千葉県 60代 女性)

 

ありきたりの花の栽培本でない所が良いです。カラー写真や特徴、わかり易い育て方のコツ。「こぼれダネ」の記は特に目をひきます。

(大分県 70代 女性)

 

----- 2021/10 -----

定年退職後、少しずつ花を育てています。いつも同じ種類の花になってしまうことが多かったので、今までとは違う花や低木も育ててみようと思いました。参考になりました。

(茨城県 60代 女性)

 

----- 2021/9 -----

花を育てるのが好きな私にぴったりの本でした。日陰に向いた花を試行錯誤しながら捜していたので、参考になりました。こぼれ種や株から増えていく記事も参考になりました。

(佐賀県 ヘルパー 70代 女性)

 

----- 2021/5 -----

具体的に書かれているのでとてもわかりやすいです。アイデアを花に生かした写真のページが示されているところなど今までにない方法で、見始めると次々と引っ張って行かれてとても楽しいです。がんばらなくていいんだよ、といわれている気にもなります。私ももうシニアに入るのですから。

(東京都 自営業 60代 女性)

 

書店で “シニア 庭あそび” というタイトルと、写真の美しさに惹かれて思わず手に取りました。ローメンテナンス、ローコストのアイデア満載でずぼらな私でもすぐに真似のできそうな “目から鱗” のものばかり! シニアの強い味方です。

(岡山県 60代 女性)

 

----- 2021/4 -----

アマチュア目線のちょっとした工夫が多く、その上センスもよく手元に置きたくて購入しました。コストとメンテナンスも楽な庭を目指している者にとってよい指南書だと思います。じっくり読み込みたいです。

(福井県 60代 女性)

 

----- 2021/3 -----

キヨミさんが長年庭と向き合い、ときには失敗も経験しながら見出したアイデアの数々を、えー?こんな裏わざもあったんだと。この一冊でもう他のガーデニング本はいらないとさえ思えた充実の一冊でした。ありがとう。ボリュームのコントロールのしかた、ショッピングバッグコンテナ、こぼれダネを生かす、株分けで殖やす。特にこの4つがよかったです。何度も読み、少しでも庭あそびがラクにたのしくうつくしくなれるようになりたいです。

(東京都 60代 女性)

 

キヨミさんと同年代で、我家の庭を花でいっぱいにしたく、参考にと購入しました。写真が多い点がよかった。

(東京都 60代 女性)

 

----- 2020/11 -----

他の花関係の本とはちがい、実用的でわかりやすく、こまった日々のメンテナンスが少しずつわかってきたし、目からウロコの楽しい内容一杯でした。見ていても写真もきれい。

(石川県 会社員 60代 女性)

 

----- 2020/9 -----

長澤キヨミさんの本は素晴しい。ガーデニングで本当に失敗した事を書いてあるから。今まで読んだガーデニングの本のどの本よりも信用できる。30坪の庭をガーデニングしている。キヨミさんのアイデア本を参考に、庭を生まれ変わらせたい。私の宝物の本です。

(石川県 50代 女性)

 

----- 2020/5 -----

新聞の広告で見てタイトルにひかれて読んでみたいと思いました。でも書店もネットも売り切れでやっと手に入りました。著者のことは知らなかったのですが見事な庭ですね。写真を見ただけでも参考になります。色んなアイデア(留守中水やり、すき間で野菜など)盛り沢山で真似したいです。孫と多肉植物であそぶのもコロナが収束したら是非やろうと思っています。

(愛知県 50代 女性)

 

いろいろ参考にさせてもらっています。全カラーページでないのが残念です。活字をもう少し大きくしてほしいです。写真はどれもよく写っていて撮り方も上手ですね。タイトル「庭あそび」って言葉いいですね。

(東京都 60代 女性)

 

----- 2020/4 -----

ガーデニングの本をいろいろみてきたのですが、これがベスト! こちらの本は参考にしたい情報がギュウギュウにつまってます。ガーデニング2年生にとって教科書です。ありがとうございます。やみくもに苗を購入していた私にはありがたい1冊です。

(栃木県 40代 女性)

 

とても楽しく読んでいます。何度も開いては写真で癒やされ庭のアイデアを学ばせてもらっています。

(新潟県 団体職員 40代 女性)

 

----- 2019/12 -----

お手入れのコツやアイデアを、とてもわかりやすく本にまとめてくださり、とてもうれしいです。ますますガーデニングが楽しくなりそうです。

(神奈川県 女性)

 

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----- 2020/3 -----

無理しないで愉しむ庭

 ちょっと素敵な本をご紹介。長澤淨美さんの『キヨミさんのシニアの庭あそびアイデア』です。表紙のお庭は、ひろ~くて、美しすぎる花々。「ちょっと私にはハードルが高いか…」と尻込みしていたのですが、おそるおそるページをめくると、「食べまき」なる気になる単語が。一緒に読んだ人とも「これ、おもしろ過ぎる‼」と大盛り上がりでした。
 でも正直いうと、「庭」という言葉は、今とても辛いんです。昨年の秋、実家の母が遠くこちら東京に引っ越して来ました。施設に空きがでて、入ったのです。父が亡くなってから気落ちしたこと、ひとり暮らしの不安に加え、物忘れが増えたことで辛くなってきたようでした。「空いた」の連絡に「行く!」と、飛んできたという感じでした。
 それからは私が時々実家に行き、片付けやらなんやらバタバタ…。誰もいなくなった家では、母が大切にした庭が本当に寂しそうです。見るたびに荒れてきて…なんだかいつも涙がでます。そして一方、こちらに来た母をみていますと、庭は単に庭でなく、庭を失った母は、暮らしも失ったようにも感じるのです。なんなんでしょうね、庭って。
 母が単に物忘れではなく認知症となれば、不動産の処分はできなくなるようです。だったら、もう、このまま自分が庭を手入れしていこうかなとも考え始めました。『キヨミさんの…』本のキャッチ「無理しないでとことん愉しむ!」を思い出し、つらくていったんしまった本を取り出しました。
 「植えっぱなしOK」とか「こぼれ種で咲く」とか、気持ちが楽になるキーワードが。まだ先行き不透明だけど、泣いているよりは何かできるかも。ちょっと挑戦してみます。

(東京都・サボテン女子)

地域と暮らしの課題解決マガジン『のんびる』2020年3・4月号
「読者のひろば」投稿から

 

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