ズバリ解決! ドクター古藤の野菜づくり相談室

古藤俊二 著

JA糸島資材センターの名物店長だった
“ドクターコトー”が指南!
地球沸騰化時代でも元気な野菜をつくるコツ

ズバリ解決!
ドクター古藤の野菜づくり相談室

免疫力アップで病害虫を退けるQ&A150
古藤俊二 著
定価:1,980円(税込)
ISBNコード:9784540241567
発行:2025/5
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 128ページ

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 JA糸島資材センターの名物店長だった「ドクターコトー」が、野菜づくりの疑問や悩みに答えます。
薬剤による殺菌・殺虫の前に、病気や害虫に強くなる作物の管理・予防を念頭に置いたオリジナルな解決策(処方箋)の数々が、ドクターコトーの真骨頂。
 食酢でチッソ代謝を高めて抵抗力を上げる「酢酸カルシウム液」や、高温乾燥でへたれた作物の免疫力を高める「フルーツ菌ちゃん液」など、誰でもできる“手づくりバイオスティミュラント液”のつくり方や使い方を、豊富なイラストや写真で楽しく紹介する。
 そのほか、米ヌカ+納豆+ヨーグルト+ドライイーストで市販の牛糞堆肥をパワーアップさせる方法や、マルチを剥がさずに追肥できる「ポリポット追肥」など、独創的な肥料のアイデアも登場。
 「病気・害虫の相談」「野菜別 生育・栽培の相談」「堆肥と肥料の相談」の3つのパートで、特に相談が多かった約150テーマのQ&Aで、あなたのつまずきどころもきっと見つかる。
 初心者だけでなく、プロ農家もうならせる野菜づくりの指南書。

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JA女性部の講習会で野菜づくりのコツを解説する“ドクターコトー”(著者)

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高温乾燥のストレスで、人も作物も免疫力が低下。活性酸素が体内に蓄積し、生育が悪化する要因のひとつになっている

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手づくりの「酢酸カルシウム液」を100倍に薄めて、たっぷり葉面散布。トマトのチッソ代謝がよくなり、高温乾燥に強くなる

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スイカの葉を食べる害虫のウリハムシ

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株元に敷いたアルミホイルとタマネギの葉。光拡散とにおいでウリハムシを追い払う

著者

古藤 俊二(ことう しゅんじ)

1964年、福岡県前原市(現糸島市)の農家の長男として生まれる。
中学時代、貝原益軒の『養生訓』を読み、日本人の体質や風土に適合した食と栄養を記した養生訓の重要性を知る。
1982年、福岡県立糸島高等学校卒業後、地元の糸島農業協同組合に就職。
1996年、JA糸島園芸グリーンセンター「Agri」開設を機に開設責任者に抜擢され、副店長、店長を務める。
2024年3月にJAを退職し、4月からシンジェンタ ジャパン株式会社に入社。アグリビジネス営業本部、アグロシステムテクニカルマネージャーとして現在にいたる。
著書に『ドクター古藤の家庭菜園診療所』(農文協 2017年)、『無農薬でつくりたい!はじめてのプランター菜園』(食べもの通信社 2022年)。

目次

書評・反響

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----- 2025/7 -----

月刊『NOSAI』 2025年8月号 「自著自薦」 古藤俊二

 野菜栽培においては、販売を目的としたプロ農家や直売所出荷者、さらには自給を楽しむ家庭菜園愛好家など、多種多様な形態があります。幼稚園や小学校などのサツマイモ畑も立派な菜園のひとつ。大きいイモを掘り上げたお子さんの満面の笑みを見ると、大人も元気をもらえます。
 しかし、いざ栽培に目を向けると、それはそれは悩みを抱えた人がたくさんいます。かつて私もJA糸島の園芸センターにいた頃は、栽培に関する相談を毎日受けていました。
 「順調に育っとったトマトが、突然枯れてしもうた。何でかいな?」「キャベツの追肥はいつがよかね?」「ニンジンのタネを播いたばってん、いっちょん(全然)芽が出てこん」など、じつに多岐にわたります。
 さらに近年栽培を難しくしているのが、夏季の高温乾燥です。日中の強い日差しとぐんぐん上昇する気温、そして熱帯夜。少雨傾向で乾燥も続き、夏野菜も人間と同様、夏バテ状態になっているのです。
 そこで、私が最も重視しているのが、作物自体が持っている「免疫力の強化」です。猛暑で弱った作物は、病害虫に対する抵抗力や根の活動、新陳代謝が低下していきます。
 そんな中、本書では様々な生産者から寄せられた相談に答えるQ&A形式で、自ら栽培実践を行って見出した解決策を紹介しています。私のアドバイスの基本は次の4つ。
(1)結果には必ず原因がある (2)生産者の課題を解決する (3)免疫力強化を通じた健全な野菜づくりを目指す (4)儲かる農業ではなく、稼げる農業を提案する
 解決のアイデアのなかには、フルーツ菌ちゃん液や酢酸カルシウム液など、独創的な手作り活性液も登場。身近な素材を使って、楽しみながら作物の免疫力強化をサポートする工夫も満載です。
 作物の持つ免疫力を通じ、みなさまの健康づくりとつながるよう、本書がお役に立てればと願っております。

 

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『日本農業新聞』2025年8月17日 あぜ道書店(読書欄)

『ふぇみん』No.3423(2025年7月5日) books

『しんぶん赤旗』2025年7月5日 図書館(くらし・家庭欄)

『グリーン情報』2025.7月号 新刊紹介

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