小さい農業で稼ぐコツ

西田栄喜 著

小さい農業とは・・・
ゼロから始める家族経営の直売農家のこと。
30aの畑で年間50種類以上の野菜を育て、
野菜セット・漬物などにして、おもにホームページで販売。
小さい農業できちんと稼ぐコツを伝授!

小さい農業で稼ぐコツ

加工・直売・幸せ家族農業で30a1200万円
著者:西田栄喜
定価:1,870円(税込)
ISBNコード:9784540151361
発行:2016/02
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 128ページ

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自宅兼店舗兼加工所から見た畑。海が近い砂地だが、扇状地なので土地は肥えている。
夏は30aの畑から1日でこれだけとれる。朝の涼しいうちの数時間で収穫完了。
予約数の野菜セットを午前中に作る。妻は追加注文のショウガパウンドケーキづくり。
真空パックで発送する漬物。メインは浅漬けキムチ。いしる=北陸の魚醤が隠し味。

(写真撮影 田中康弘)

著者

西田 栄喜(にした えいき)

1969(昭和44)年 石川県生まれ。

大学卒業後バーテンダーとなる。1994年オーストラリアへ1年間遊学。
帰国後ビジネスホテルチェーンにて支配人を3年間務めたあと、帰郷。
1999年に菜園生活「風来」を起業。
年間50種以上の野菜を育て、野菜セット・漬物などをネット販売。

「風来」ホームページへ

農業のはじめ方~小さい農業で幸せに~ ゼロから始める脱サラ農業

Facebook:西田栄喜

Twitter:源さん@ミニマム農家/西田栄喜

目次

はじめに

  • 第1章 小さい農業の魅力
    • 1 小さい農業って何?
    • 2 一日の仕事、一年の仕事?
    • 3 小さい農業のいいところ?
  • 第2章 野菜つくり――コンスタントにつくる
    • 1 少量多品目で継続的にとる
    • 2 混植で効率よくとる
    • 3 育苗で畑をムダなく使う
    • 4 わき芽収穫で連続どり
    • 5 キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培
    • 6 野菜セットのための品種選び
    • 7 漬物のための品種選び
  • 第3章 漬物・お菓子つくり――長く売れる加工品をつくる
    • 1 生で売るより加工して売る
    • 2 浅漬けで売る
    • 3 昔ながらの漬物
    • 4 ヨモギ団子とかきもち
    • 5 加工に必要な機器
    • 6 必要な免許
  • 第4章 売り方――個人を出して売る
    • 1 引き売りで学んだ売り方
    • 2 直売という販路を持つこと
    • 3 単品よりセットで売る
    • 4 原材料にこだわる
    • 5 大きさを変える
    • 6 情報を発信する
    • 7 ネットの使い方
  • 第5章 つながり方――ファンをつくる
    • 1 風来のつながり方の変遷
    • 2 つながると売上は一〇倍になる!?
    • 3 農の体験教室を開く
    • 4 地域の農家どうしでつながる
    • 5 農コンを開く
    • 6 クラウドファンドでつながる
  • 第6章 小さい農業の考え方
    • 1 就農前にやっておきたいこと
    • 2 ミニマム主義とは
    • 3 お金との向き合い方について
    • 4 命の価値観

書評・反響

■ 読者カードから ■

----- 2021/11 -----

 “農業で稼ぐ=大規模” というイメージを払拭していただきました。

(三重県 公務員 20代 男性)

 

----- 2021/6 -----

 もともと農業に興味があり、ゆくゆくは農業に携わりたいと考えていたため本書を手にした。これを読んでさらに農に携わりたいという思いを強くした。

(兵庫県 公務員 50代 男性)

 

----- 2021/1 -----

 稼ぎ方の方法論がわかり易く述べられている。容易に応用できる方法ばかりで楽しく読めました。

(茨城県 自営業 70代 男性)

 

----- 2020/5 -----

 農業(家庭菜園)をしていますが、やり方で小使いかせぎもでき、楽しみもでき、生き甲斐にもなると思って参考にしてこれから頑張ります。

(広島県 自由業 70代 女性)

 

----- 2019/11 -----

 道の駅に野菜を直売しているので、大変参考になりました。

(福島県 60代 男性)

 

----- 2018/4 -----

 2年位前より、この本のこと気になってました、ず~っと。なんと言っても、お値段もそれなりで?ネックになってました。が、思い切って購入しました。想像以上に内容が濃かったです。でも文字が小さくて途中で挫折してました(内容はいいのにもったいないです)。今日、数ヶ月ぶりに?また読み始めました。

(福岡県 60代 女性)

 

----- 2018/4 -----

 一気に読みました! 私のあこがれが詰まってました。小さい畑をやっていて、昨年初めてメルカリで野菜を売りました。定年したら、農業で収入を得ながら暮らしたいです。

(岐阜県 50代 男性)

 

----- 2018/4 -----

 昨年の3月末で定年退職をし、1年間フルタイムで再任用として働く間に、道の駅で少し花と野菜とポット苗を出荷してみました。この4月から退職し頑張るためにこの本を購入しました。

(山口県 60代 女性)

 

----- 2018/3 -----

 小さな畑でも収入に結びつく内容がたくさん書いてあり、ためになりました。

(福島県 30代 男性)

 

----- 2017/11 -----

 かつて農業は3K(きつい、汚い、格好悪い)の代表でしたが、今自由な形で農業を営み楽しく暮らしている方々を多く見受けます。農業を仕事としてだけでなく、暮らし、思想、人生そのものを楽しみにつないでいる姿は本当に素敵だと思います。本書はまさにそれが凝縮されています。

(栃木県 50代 女性)

 

----- 2017/10 -----

 小規模家族農家の可能性を実践で示された良書だと思います。FAOも家族農業に着目している時代、日本の農業の新しいトレンドを生み出してほしいです。田舎で実践してみたいです。

(京都府 50代 男性)

 

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関連情報

----- 2017/10/11 -----

「第7回 農業ワールド」で講演しました

演題:日本一ちいさい農家が語る農業経営ノウハウ

定員200人の会場は満席。聴衆は「30a1200万円」稼ぐコツを聴き逃すまいとくぎ付け。
講演終了後には名刺交換したい人の長蛇の列ができていました。

(聴講した編集者)

イベント案内サイトへ

 

----- 2017/9/30 -----

雑誌『Lifist』に登場しました

「会社員から農家へ転身、働くすべては「幸せな人生」のため」

第2号 心が喜ぶ働き方をしよう! →新刊案内

 

----- 2017/1/29 -----

北国新聞「チャレンジ!新規就農」 に登場しました

ひとtoみらい 石川の未来へつづく、石川の人のこと。→こちらで読めます

 

----- 2016/8/30〜2016/12/15 -----

農で1200万円

Webサイトでの連載(全51回)

DAIAMOND online →こちらで読めます

 

----- 2016/4/20〜2016/5/31 -----

農家・漁師紹介「西田栄喜」

日々の仕事や暮らしを覗き、哲学を聞く

現場の農家・漁師が書く!ニュースメディア「NIPPON TABERU TIMES」
→こちらで読めます

 

----- 2016/3/1 -----

「小農の世界」が新しい力を蘇らせる

『現代農業』で紹介されました

2016年4月号「主張」 →こちらで読めます

 

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