生活工芸双書 楮・三椏

田中求 宍倉佐敏 冨樫朗 著

植物としての特徴と栽培法、ワラや麻など和紙にできる植物、
手漉き和紙の基本工程と特徴、各地の和紙の特徴、
料紙調査からみた古代から現代までの和紙の技法と品質

地域資源を活かす

生活工芸双書 楮・三椏

著者:田中求、宍倉佐敏、冨樫朗
定価:3,300円(税込)
ISBNコード:9784540171154
発行:2018/05
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 152ページ

本を購入する(田舎の本屋さん)試し読み(PDF)

『生活工芸双書』他の既刊本を見る

和紙になるコウゾの鞘皮繊維
欧州に輸出している文化財修復用の極薄和紙
紙布の反物
和紙の手提げ

著者

田中 求(たなか もとむ)

高知大学地域協働学部講師、博士(農学)、「和紙の力」再構築プロジェクト代表

宍倉 佐敏(ししくら さとし)

宍倉ペーパー・ラボ主宰、女子美大特別招聘教授、日本鑑識学会会員、
紙の温度株式会社(名古屋市)技術顧問、元特種製紙総合研究所

冨樫 朗(とがし あきら)

愛知県豊田市豊田和紙のふるさと館館長

 

目次

カラー口絵

はじめに

<図解>全国の手漉き和紙産地

  • 1章 植物としての特徴
  •  コウゾ(楮)
  •  ミツマタ(三椏)
  •  ガンピ(雁皮)
  • 2章 原料となる植物繊維と和紙の製法
  •  植物繊維と和紙
  •  原料になる植物繊維
  •  和紙の製法
  •  紙漉きの原理と工程
  • <囲み>和紙製造の先駆けとしての「太布織り」
  • 3章 使われた原料からみた和紙の歴史
  •  植物繊維の利用と紙の発明
  •  古代の古典籍・古文書の紙
  •  中世の古典籍・古文書の紙
  •  近世の古典籍・古文書の紙
  •  現代の和紙
  • <囲み>木材パルプと世界の紙・板紙生産量
  • 4章 各地の和紙
  •  吉野紙/芭蕉紙(沖縄)/局紙(福井)/銘合紙(岡山)/土佐天具帖紙(高知)/
     精光箋(高知)/麻紙(福井)/出雲民芸紙(島根)/鳥の子紙(滋賀)/
     銘打原紙(兵庫)/泥間似合紙(兵庫)/世界遺産認定の和紙/原料による和紙の違い
  • 5章 栽培
  •  コウゾを栽培する
  •  ミツマタを栽培する
  •  ガンピを栽培する
  • <図解>手漉き和紙の産地一覧

書評・反響

■ SNS (書名による検索結果) ■

Facebook(要ログイン)  |  Instagram  |  Twitter

各作品ページのURLをQRコード化したリスト(PDF)はこちら

topへ