きゅうりがひと月100本届いたら、
腐らせずにおいしく食べきれますか?
卵を使わず大豆でマヨネーズはつくれますか?
お金がなくても栄養もおなかも満たす食事はできますか?
エコでエシカルに暮らすにも、
格差社会をたくましく生き抜くにも、
「食材をおいしく食べきり」「自分でつくる」
知恵と技は欠かせません。
食生活・食文化史研究家の魚柄仁之助さんが、
身の回りの食材を活かし、
安いパサパサのムネ肉からおいしい「サラダチキン」をつくる方法、
鍋をタオルで包むだけでできる時短料理など、
食べつくす!日々をつづった楽しい読み物です。
★かんがえるタネ★
一生使える台所術
著者:魚柄仁之助
定価:1,650円(税込)
ISBNコード:9784540191459
発行:2020/3
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:四六 176ページ
協力:パルシステム 表紙イラスト:武藤良子
魚柄 仁之助(うおつか じんのすけ)
1956年、福岡県北九州市生まれ。実家は老舗料理店。食文化研究家。著書『台所リストラ術』(農文協)『食べ方上手だった日本人』(岩波書店)『台所に敗戦はなかった』(青弓社)『食育のウソとホント』(こぶし書房)など多数。パルシステムの電子版「KOKOCARA」で連載中。
■ 読者カードから ■
----- 2024/3 -----
懐かしい魚柄仁之助の本、買ってみました。思わず一人クスクスと。もちろん台所…。なるほどナーと実践中。胡瓜の天ぷら、美味しかった。今日、胡瓜20本もらいました。早速、役立ちます。
(富山県 70代 女性)
----- 2023/12 -----
我が祖父母も遠い場所に土地を買い畑を始めて10年余り…土が大分よくなり、年々、野菜が豊作になり、夏は届けられた野菜が我が家の冷蔵庫にも入りきらない事態に! 私も冷蔵庫の中身をみて料理を考えるのが得意と思っていましたが、ウオツカ流はスゴイ!! 思いもよらぬキュウリレシピやヒント満載…!! 試してみます。まずは、食べ残しゼロを来年の目標にしないと! 「火なしコンロ」の記事がステキでしたね。
(宮城県 40代 女性)
----- 2021/1 -----
魚柄仁之助氏の本はよく購入しています。食物を大切に食べつくす方法はとても勉強になりました。
(神奈川県 会社員 60代 女性)
■ 書評・ネットでの紹介など ■
----- 2021/11/18 -----
未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』
特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド
----- 2020/12 -----
食のスキルは生き抜く力
食生活研究家であり、食や料理にまつわる書籍を多数発表している著者。時に奇抜な料理のアイデアとその語り口調に引き込まれてしまう。本書でまず驚くのが1か月100本のきゅうりをどう食べきったのか――その工夫に脱帽! 食材を無駄にせず食べきる工夫や、無から有への発想転換を常に考え、実践。その精神を本書でも伝えている。「食べつくす!」食のスキルを本書とともに鍛えたい。
生活クラブ生協『本の花束』2020年12月3回C週
----- 2020/3/1 -----
東京・渋谷の老舗書店「松尾堂」を舞台に展開されるトーク・バラエティ
聞き逃しサービスや収録中の試食料理写真アルバムへのリンクもあります
***** リンクはありません *****
★『毎日新聞』2021年3月8日夕刊コラム 憂楽帳「食材を使い切る」
(オンライントークイベントを聞いて)「…魚柄さんの『私たちは食材を差別しているんじゃないか。傷んでいるとか、古いとか』という言葉にハッとさせられた」
★『朝日新聞』2020年8月29日 be on Saturday(土曜別刷)
私の The Best! ナイフ作りで価値を「再生」 食生活研究家 魚柄仁之助さん
「…食材も同じです。…価値を見出せるように手を加える技術があれば、絶望からの再生が可能です」
★『日本農業新聞』2020年6月28日 あぜ道書店(書評欄)
「…取れ過ぎたキュウリの対策法や古漬けの再生法などが紹介され、目からうろこの技ばかりだ」
----- 2021/2/20 -----
パルシステムと農文協による共同企画「かんがえるタネ」シリーズ関連企画
オンライントークライブ “世界が転換する時代の「台所サバイバル」”
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ダイジェスト動画配信中(YouTube「生協パルシステム公式チャンネル」)