イチからわかる 牛の放牧入門

平野 清 著

牛の放牧の基本の知識と技術を、写真や図を豊富に初心者にもわかりやすく解説。
耕作放棄地で失敗なく放牧する方法から
地域や地形に合った牧草の導入による生産性アップのコツ
晩秋や冬も放牧して周年放牧を実現する方法まで
さまざまな工夫で放牧期間を長くしていくと、より体がラクになり、
経費も減り、収益の高い経営を目指せる。
話題の周年親子放牧の事例も詳しく解説。
放牧の専門家が長年の指導経験を余すことなく公開する、実践的内容。
和牛繁殖・酪農経営に。新規参入、規模拡大、耕作放棄地活用にも最適。

イチからわかる 牛の放牧入門

著者:平野 清
定価:2,640円(税込)
ISBNコード:9784540201127
発行:2021/5
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 216ページ

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棚田や段々畑などの斜面にはシバを植えると、牛を放牧してもアゼや法面が崩れない(シバの根が土を保持するため)。田畑を守りながら長く放牧を続けられる

平らな放牧地には牧草を育てるのがおすすめ。牧草は野草より栄養価や再生力が高いので、放牧の生産性がアップ。子牛・育成牛・搾乳牛も良好に飼育できる

秋の間に育てたエンバクを、真冬に放牧で食べさせる「ムギ類による放牧延長技術」。草が生えなくなる冬も放牧できると、本格的な牛舎がなくても牛が飼える

親も子も一年中放牧する「周年親子放牧」。放牧地で肉牛繁殖が完結するので、コストや手間が大幅に減り、利益率の高い経営ができる(写真提供:農研機構 中尾誠司)

著者

平野 清(ひらの きよし)

1972年、愛知県生まれ。岐阜大学大学院連合農学研究科(静岡大学農学部育種学研究室)卒業、農学博士。国立研究開発法人農研機構九州沖縄農業研究センター、農研機構畜産研究部門を経て、現在農研機構西日本農業研究センター所属。牛の放牧草地の造成・維持管理の研究を中心に、繁殖牛放牧による耕作放棄地解消・粗放的維持管理や、公共牧場の草地植生改善による家畜生産性向上などの研究に携わる。

目次

書評・反響

■ 読者カードから ■

----- 2023/6 -----

酪農にたずさわっていまして放牧はしているのですが、本屋で見て基礎を知りたくなりました。育成中や作乳牛を放牧しています。勉強も必要ですね。

(北海道 農業 40代 男性)

 

----- 2023/4 -----

牛好きとしてはたまらない放牧などのメリットや注意点をくわしく説明してあって、とても参考になった。

(奈良県 中学生 男性)

 

----- 2022/1 -----

写真や資料が多くわかりやすかったです。放牧に関する注意点やポイント、効率的に飼育するコツなどが章ごとにまとめられていてとても読みごたえがありました。

(長野県 学生 10代 男性)

 

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