世界の発酵食をフィールドワークする

横山智 著

世界各地で発酵食の調査研究をする
フィールドワーカー渾身のレポート。
農畜水産物の長期保存や、
うま味を醸し出す発酵食の調味料利用、
栄養豊かな発酵食を主食とする
人間の営みにフォーカスを当てる。
取り上げるのは、インジェラ、エンセーテ、
納豆、ナレズシ、塩辛、魚醤、後発酵茶、
馬乳酒、チーズ、バター、醸造酒、餅麹など。

世界の発酵食をフィールドワークする

編著者:横山 智
定価:2,090円(税込)
ISBNコード:9784540212222
発行:2022/1
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:四六 240ページ

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カンボジア・ラタナキリ州の畑小屋にて。パデーク料理を囲んでおしゃべりをする

現地の人に教わって、竹製のストローで壺酒を飲む(ラオスにて)

エチオピア南部・コンソ女性のチャガ(醸造酒)づくり

カンボジア・ストゥントラエン州におけるラオ人のパデークづくり。塩と米糠を加えて魚を搗く

牛革製の伝統的容器であるフフルとプラスチック樽をつかって馬乳酒アイラグを攪拌する(モンゴル国)

編著者

横山 智(よこやま さとし)

1966年、北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科教授。1992~94年まで青年海外協力隊員としてラオスで活動。筑波大学大学院博士課程地球科学研究科地理学・水文学専攻中退。熊本大学助教授(准教授)などを経て現職。博士(理学)。専門分野は文化地理学、東南アジア地域研究。著書『納豆の起源』(NHKブックス)、『納豆の食文化誌』(農文協)など。

名古屋大学第28回特別展 世界の発酵食をフィールドワークする

目次

書評・反響

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----- 2023/8 -----

いま、読みたい電子書籍
さまざまな発酵食の伝統を知ることで異文化への興味のきっかけづくりに

『クロスロード』(JICA海外協力隊)2023年8月号 21ページ

 

----- 2022/11 -----

書評 野中健一(立教大学)

人文地理学会『人文地理』第74巻第3号(2022)

 

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『地理』2022年10月号 「書架」(書評)
 …大人だけでなく高校生など若い世代にフィールドワークのおもしろさと奥深さを知ってもらうには、うってつけの本だ。

『日本農業新聞』2022年8月21日 「あぜ道書店」(書評欄)
 …「発酵食」という視点で展開される世界旅行を満喫できる。

関連情報

 

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