「大地の再生」実践マニュアル

矢野智徳/大内正伸 著 大地の再生技術研究所 編

造園技師・矢野智徳氏が長年培ってきた環境再生の考え方と手法を、
広く・濃く伝える決定版。
「空気が動かないと水は動かない」
―独自の自然認識をもとに提唱する新たな「土・木」施工。
その手法を、ふんだんなイラストと写真でわかりやすく解説。
身近な農地、庭先、里地・里山から始める環境再生技術。

「大地の再生」実践マニュアル

空気と水の浸透循環を回復する
矢野智徳/大内正伸 著
大地の再生技術研究所 編
定価:2,860円(税込)
ISBNコード:9784540212390
発行:2023/1
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:AB 144ページ

本を購入する(田舎の本屋さん)試し読み(PDF)

左手を添えずスナップを利かせてカマを振る「風の草刈り」のフォーム

「風の草刈り・剪定」の作業後。刈り跡はやさしい表情に。かつてササが繁茂していた荒地が1年で双子葉植物の草地に変化

左:「通気浸透水脈」の仕上がり状態(赤丸が「点穴」)。枝葉の有機資材の中にコルゲート管が埋め込まれている
右:詰まった泥アクが流れて沢の透明な水を取り戻す作業は、誰しも夢中になる(Gomyo倶楽部)

ブレーカーでU字溝にに穴を開ける

残した土底に枝葉を置いて石で押さえ、上部には点穴をつくる

著者

矢野 智徳(やの とものり)

1956 年福岡県北九州市生まれ。東京都立大理学部地理学科中退。合同会社「杜の学校」代表。
1984 年、造園業で独立。環境再生の手法を確立し「大地の再生」講座を全国で展開しながら普及と指導を続けている。クライアントは個人邸や企業敷地ほか、数年にわたる社寺敷地の施業も数多い。
近年の活動では宮城県仙台市の高木移植プロジェクト(宗教法人「神慈秀明教会」移転にともなう造園施業)、福島県三春町「福聚寺」、神奈川 県鎌倉市「東慶寺」等。災害調査と支援プロジェクトとして福岡県朝倉市、広島県呉市、愛媛県宇和島市、岡山県倉敷市、宮城県丸森町、千葉県市原市などに関わる。拠点となる山梨県上野原市に自然農の実践農場のほか、座学や宿泊できる施設に、全国からライセンス取得や施業を学びに有志が集う。2020 年「大地の再生 技術研究所」設立。2022 年、ドキュメンタリー映画『杜人/環境再生医 矢野智徳の挑戦』上映開始。第45 回山崎記念農業賞受賞。

大地の再生技術研究所HP「大地の再生 結の社づくり」

 

大内 正伸(おおうち まさのぶ)

1959 年茨城県水戸市生まれ。日本大学工学部土木科卒。1983 年、イラストレーターとして独立。
1986 年『山と溪谷』誌でデビュー。主に出版関係のイラスト・文筆に携わる。東京西多摩の森林ボランティアを機会に林業に関わり技術書を著す。2004 年より群馬県で山暮らしを始める。2011 年、香川県高松市に転居。棚田・溜め池・里山再生の「Gomyo 倶楽部」代表。2020 年、自邸の敷地で「大地の再生講座」を開催する。囲炉裏づくり等のワークショップや講演も多数。
著書に、『鋸谷式 新・間伐マニュアル』(全林協)『図解 これならできる山づくり』(共著/農文協)『山を育てる道づくり』『山で暮らす 愉しみと基本の技術』『囲炉裏と薪火暮らしの本』(農文協)『楽しい山里暮らし実践術』(ワン・パブリッシング)他。山暮らしの技術書には海外出版訳(台湾、中国、韓国)がある。

ブログ 「囲炉裏暖炉のある家 tortois+lotus studio」

Instagram 「tamarinnobu」

目次

書評・反響

■ SNS (書名による検索結果) ■

Facebook(要ログイン)  |  Twitter

 

■ 書評・ネットでの紹介など ■

 

***** リンクはありません *****

『日本農業新聞』2023年3月12日 あぜ道書店(書評欄)
 書店へいらっしゃい(三省堂書店農水省売店) 「売れる農文協の2冊」で紹介

『日本農業新聞』2023年2月26日 あぜ道書店(書評欄)
 書店へいらっしゃい(農文協・農業書センター) 大地の再生を考える

関連情報

 

各作品ページのURLをQRコード化したリスト(PDF)はこちら

topへ