ハチ暮らしとはハチと共生する生き方のこと。
ハチを見つけたらすぐ駆除となりがちだが、
刺すハチも畑のイモムシ駆除に役立つ。
約30種のハチの生態と楽しい付き合い方を紹介。
刺されない方法、安全な駆除、無農薬畑での飼い方
安藤竜二 著
定価:1,980円(税込)
ISBNコード:9784540221231
発行:2023/1
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 184ページ
「ハチは刺すから怖い、見つけたらすぐ駆除!」と思っていませんか?著者は祖父の代から養蜂業を営む家に育ち、18歳からはじめた地域のハチ駆除歴は40年でのべ1500巣以上にのぼります。
「刺されやすい動きと服装がある」「刺すハチは基本、ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチだけ」「巣は駆除しなくてもいい時季がある」「アシナガバチは、無農薬畑のイモムシ駆除に役立つ」など、約30種のハチにまつわる知恵を満載。ハチの生態を知り尽くし、ハチをこよなく愛する著者による、目からウロコの「ハチとの付き合い方」を紹介します。
アシナガバチを殺さずに巣ごと畑に移住させて害虫防除する「アシナガバチ畑移住プロジェクト」
販売している「アシナガバチ移設巣箱キット」を組み立てた巣箱
コガタスズメバチの初期の巣。徳利をひっくり返したような形の巣を作る
「ハチミツ搾り体験」。巣から手で蜜を搾り、取り出すのに、子供たちも大喜び!
安藤 竜二(あんどう りゅうじ)
1964年生まれ。1983年より父のもと養蜂を学んだ後、1988年に日本ではじめての蜜ろうキャンドル製造に着手。ハチ蜜の森キャンドル代表。(公社)国土緑化推進機構認定「森の名手・名人」。山形県養蜂協会監事。アシナガバチを駆除せずに無農薬栽培農園に移住させる「アシナガバチ移住プロジェクト」主宰。著書に『手作りを楽しむ 蜜ろう入門』(農文協)がある。
■ 書評・ネットでの紹介など ■