最新農業技術 花卉 vol.16

農文協 編

枝ものの栽培および日持ち向上技術、
夏秋小ギクの露地電照や大規模生産事例、
鉢ものの日持ち管理、
ラナンキュラス栽培などを解説。

最新農業技術
花卉 vol.16

注目の枝もの栽培/
夏秋小ギクを物日に当てる

農文協 編
定価:7,700円(税込)
ISBNコード:9784540230592
発行:2024/3
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 216ページ

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今回の特集は「枝もの」と「夏秋小ギク」。枝もの栽培の課題は、物日需要やホームユース需要など幅広いニーズの変化に応じて栽培品目を増加させることであり、本書では産地が注目している品目の栽培技術を収録する。また、夏秋小ギクの開花生理が明らかになり、電照による開花時期のコントロール方法や、電照効果や高温開花遅延の品種間差、出荷時期を調整するための貯蔵保管技術が確立した。これにより機械を入れた大規模生産や他品目との複合経営が発展した。本書ではこれらの技術や事例を紹介する。このほか、日持ち管理保証販売がスタートする鉢花の日持ちを向上させる技術、一重咲き品種が人気を集めているラナンキュラスの品種・栽培技術などを紹介する。

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ユーカリを密植し、冬までに収穫する「一年草栽培」。越冬が難しい寒冷地でもユーカリを栽培できる(写真:田中康弘)

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夏秋小ギクの一斉収穫。開花生理が明らかになり、電照による一斉開花が可能になったため機械収穫ができるようになった(写真提供:山形敦子)

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有限会社 綾園芸が育種したラナンキュラス・ラックスシリーズ。草丈が長く、スプレー裂きでボリュームが豊富。鉢植え栽培にも向く(写真提供:草野修一)

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電球色LEDを用いたポットカーネーションの栽培。光によって開花が促進され、加温に必要な時間が減少したことで燃料代の節約に成功した(写真提供:中島拓)

目次

 

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