続 農家の法律相談

馬奈木昭雄 著

野焼きや境界争いなどのご近所トラブルから、
不在地主や相続放棄など今どきの相談まで。
わかりにくい法律問題をベテラン弁護士がていねいに解説。
農家、農村のトラブル解決の道しるべ。
15年ぶり完全リニューアル。

続 農家の法律相談

よくあるトラブルQ&A
馬奈木昭雄 著
定価:2,200円(税込)
ISBNコード:9784540231902
発行:2024/2
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 320ページ

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ロングセラー本が15年ぶりに完全リニューアルしました。「隣の畑を借りたいけど持ち主がわからない」「農地に堆肥舎を建てるのは許可がいる?」「野焼きしたら罰金を取られた!?」「販売したお米に小石が混ざっていてお客さんの歯が欠けた!」などよくある質問から、「組合長のパワハラで転作を押し付けられた」「土地改良区の賦課金は離農しても払うのか」「田舎(実家)の家と畑を手放したい」など今どきの疑問まで、農村のあるあるトラブルについて、ベテラン法律家の著者がていねいに解説してくれます。農業、農村で暮らすすべての人に届けたい1冊です。

著者

馬奈木 昭雄(まなぎ あきお)

弁護士、久留米大学法科大学院元教授(訴訟実務・環境訴訟)。
1942年3月台湾台東区に生まれる。1966年3月九州大学法学部卒業。1966年9月司法試験合格。1967年4月司法修習生。1969年4月弁護士登録。
水俣病第一次訴訟に専従するため、1970年12月より1974年まで水俣市で法律事務所を開設。1975年、久留米市で久留米第一法律事務所を開設。

目次

前編案内(オンデマンド版)

農家の法律相談

よくあるトラブルQ&A
馬奈木昭雄 著
定価:4,400円(税込)
ISBNコード:9784540087097
発行:2009/3
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5変形 460ページ

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----- 2024/6 -----

自著自薦 『続 農家の法律相談』
弁護士 馬奈木 昭雄

 私が、雑誌『現代農業』誌上で、「農家の法律相談」というコーナーを担当することになったのは1991年のことでした。それから32年間、全国の農家、農村の読者から毎月届く法律上のさまざまなトラブルや日常生活などの悩みごとにお答えしてきました。
 この32年の間にも時代の変化に伴い、営農をめぐる環境も厳しさを増して、新しい課題も生じています。もちろん「法律相談」ですから、まずは適用される法律に即して、その基本的な考え方や具体的な法解釈などをわかりやすく丁寧にお答えするよう心がけています。
 しかし日本の社会において、とりわけ地域の人的関係が濃密な農村社会では、条文の法律解釈とその事例に対する機械的な適用では、必ずしもその問題の根本的、本質的に適切な解決とはいえない例もあるとも考えています。
 また、紛争が生じてしまった後では、適切な問題解決が難しいこともあり得ます。まわりの方との人間関係を大事にしながら、あらかじめ充分に話し合いトラブルを回避する。万が一トラブルになった場合でも、相手の言い分をよく聞いて正しく理解し、自分の気持ちもよくわかってもらうように話し合いをすることが大切だと思うのです。
 本書ではそのような点にも留意し、できる限りトラブルにならなくてすむヒントなども述べさせていただきました。本書のそのような考え方による解決方法が、農家や集落役員、役場、市役所職員、農協、土地改良区など、農業、農村に関わるすべての皆さんのお役に立てるよう願っています。

『月刊NOSAI』2024年6月号 より転載

 

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『自由法曹団通信』No.1240(2024.3.21) 書評 推薦します! 福岡支部 高橋謙一

 

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