ちくちく、つくると、たのしくなります
ちくちく、つくると、うれしくなります
ちくちく、つくると、よろこびがあります
ちいさなちくちくからはじめましょう
そして、じぶんの着る服をつくりましょう
せかいには、いろいろなちくちくがあります
だれかのために、つくりつづけられてきたもの
長いあいだ着つづけられてきた服があります
せかいのちくちくをみつめてみましょう
<ポイントの動画解説付き>
早川ユミ はじめてのちくちく絵本 1
早川ユミ 作/まりぼん 絵
定価:2,970円(税込)
ISBNコード:9784540241109
発行:2024/11
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:AB 40ページ
手ざわりのよい、ともだちのようなちいさなものつくり。
ちいさいぬいぐるみ/かぞくのぬいぐるみ/まめのおまもり/インドのあずまぶくろ/花びらぶくろ/おさいふ/くるくるペンケース/バッジ/ワッペン/ポケット/せまもり/手ぬぐいハンカチなど。
型紙いらず、刺しゅう針と刺しゅう糸で、おとなもこどももちくちく。基本のぬい方から、フェルトのぬいぐるみ、インドのあずまぶくろ、花びらぶくろ、おさいふ、ペンケースなど、いつも手元におきたい、友だちのようなちいさなものつくり。古くなった服も、オリジナルのバッジやワッペン、ポケットをつけてたいせつな一着に。大好きなお弁当箱やお菓子の空き缶に針と糸とはさみをいれて、じぶんだけのおさいほうばこをつくり、ちいさなちくちくからはじめましょう。
早川ユミ はじめてのちくちく絵本 2
早川ユミ 作/まりぼん 絵
定価:2,970円(税込)
ISBNコード:9784540241116
発行:2024/12
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:AB 40ページ
ししゅう針とししゅう糸で服つくり。フェルトのチョッキ/絵日記シャツ/種まきシャツ/アナアキシャツ/ポンチョ/カレンシャツ/手ぬぐいシャツ/野生パンツ/もんぺパンツ/スカート/ムームー/メキシコワンピース/柿しぶエプロンなど。
布の真ん中に穴をあけて、わきをとじればアナアキシャツ。型紙もミシンも使わず、刺しゅう針と刺しゅう糸で工作のようにちくちく。なみぬい、かがりぬい、ブランケットステッチで、フェルトのチョッキ、手ぬぐい布(さらし布)のシャツやワンピース、もんぺパンツ、スカート、柿渋エプロンなど20点をつくります。残ったちいさな布のかけらはつなぎあわせて、Tシャツやストールにくっつけましょう。こどもだって、だいじょうぶ。ちくちく、手をうごかして、じぶんが着る服をつくりましょう。
早川ユミ はじめてのちくちく絵本 3
早川ユミ 作/まりぼん 絵
定価:2,970円(税込)
ISBNコード:9784540241123
発行:2025/1
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:AB 40ページ
アジアやアフリカでであったちくちくしごと。ちょまのせんいでひもつくり/布のひもつくり/毛糸のボンボン/フレームおりのポシェット/山岳少数民族のかばん/沖縄のドゥジン/まめのくびかざり/ティピ/ちくちくぞうきんとはたきなど。
世界にはうつくしいちくちくしごとがいっぱい。アジアやアフリカで出会ったカラフルなひもやボンボン、アクセサリー、かばんなどをお手本につくる。見るだけでわくわく、つくるともっとたのしい世界のちくちく。糸から布へ/土着のものつくり/布をさいごまでつかう/布でじゆうにつくる。
作 早川 ユミ(はやかわ ゆみ)
布作家。アジアの山岳少数民族的な土着の感覚で服つくり。ちくちく、ごはん、ときどき旅をしながら、日本みつばちを飼いはちみつの自給自足。ちいさな田んぼや畑や果樹園で、土を着るくらし。たべもののちいさな自給自足をするかたわら、本やおはなし会など、ことばを紡ぐしごと。著書は新刊『種まきびとの絵日記』『くらしがしごと 土着のフォークロア』(扶桑社)、『畑ごはんーちいさな種とつながる台所』(文化出版局)、『早川ユミのちくちく服つくり』『種まきノート』『種まきびとのものつくり』『種まきびとの台所』『旅する種まきびと』『野生のおくりもの』(すべてアノニマ・スタジオ)、『種まきびとのちくちくしごと』(農文協)、『みらいのからだのーと』『ちいさなくらしのたねレシピ』(自然食通信社)。ハンドメイド本に、『かぞくのかていか』『野生と生きるための12ジャケット』新刊『土着する』がある。
HP http://une-une.com
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ちくちく絵本をつくったきっかけは?
『早川ユミ はじめてのちくちく絵本』インタビュー(YouTube)
絵 まりぼん
福島県喜多方市生まれ。2014年より沖縄にてくらし、畑のひとびとに出会い、沖縄のものの見方感じ方に感銘をうける。その後2018年より高知の早川ユミに弟子入りし、畑たべものつくり、「ちいさな自給自足」、生きるためのものつくりを学ぶ。2021年雑誌「天然生活」にて早川ユミの連載「くらしがしごとしごとがくらし」の絵を描く。同連載をまとめた本『くらしがしごと土着のフォークロア』(扶桑社)の絵を描く。2022年東京、高円寺にて個展「女は雑草」。現在、高知の山の中で子育てしながら絵を描くまいにち。
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----- 2025/3 -----
月刊『クーヨン』 2025年4月号 「Book review」
手を使う暮らしを子どもと一緒に
高知の自然豊かな地で、自給的な生活を送る早川ユミさん。世界を旅するなかでそれぞれの民族の布仕事を吸収し、まったくオリジナルな作品を、ちくちく手縫いで生みだし続けている。
今回3冊シリーズで刊行された「はじめてのちくちく絵本」は、子どもが自分の印を刺繍したり、服をつくるための自由な発想を助けてくれるだろう。既製品以外を見たことがない子どもが、この3冊のエネルギーに触発され、こころ解き放たれる瞬間が訪れたら、と願う。
大人だって、もっと自由につくっていいんだ! と発見があるはず。
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●『月刊モエ』2025年4月号 New Picture Books
ちくちくすると 楽しくなります