イチからつくる
蚊とり線香

湯澤規子・飯尾裕光 編/赤池佳江子 絵

除虫菊の育て方、
日本やケニアの栽培と生産、
虫と人間との関係を
蚊とり線香をつくって学んでみよう。

イチからつくる
蚊とり線香

湯澤規子・飯尾裕光 編/赤池佳江子 絵
定価:2,750円(税込)
ISBNコード:9784540251047
発行:2026/3
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 36ページ

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 暮らしに欠かせない食べものや衣料、生活用品、どうやってできている? 素朴な疑問と向き合い、実際に「イチから」つくってみる絵本シリーズの新刊です。
 夏になるとどこからともなく現れ、刺されるとかゆくなる、嫌われ者の虫・蚊。かゆみだけでなく、マラリアなどの感染症の媒介者にもなる害虫です。そんな蚊と人間の闘いを語る上で欠かせないのが、シロバナムシヨケギク、除虫菊です。除虫菊には蚊の殺虫成分ピレトリンが含まれており、世界各地で虫除けとして使われてきました。
 この花の粉を線香にし、うずまき型にしたのが日本人です。かつて、日本の除虫菊生産はとてもさかんで輸出も多く、世界有数の産地でもありました。
 そうした蚊とり線香にまつわる世界や日本の歴史を始め、植物の薬効、現在の産地・ケニアでの栽培、虫とのつきあい方などを、実際に蚊とり線香をつくったり、植物エキスで虫よけスプレーをつくったりすることから考えてみましょう。

著者

編:湯澤 規子(ゆざわ のりこ)

1974年生まれ。法政大学人間環境学部教授。博士(文学)。食べ、出し、まわすことを考える研究者。主な著書に『胃袋の近代』(名古屋大学出版会)同書で、生協総研賞第12回研究賞、第19回人文地理学会賞(学術図書部門)を受賞、『食べものがたりのすすめ』(農文協)、絵本『うんこでつながる世界とわたし』(農文協)、『焼き芋とドーナツ』同書で第12回河合隼雄学芸賞を受賞、『地球のまかないごはん』(農文協:真田純子さんとの共著)などがある。

編:飯尾 裕光(いいお ひろみつ)

1975年愛知県津島市生まれ。自然食品、天然雑貨の「(株)りんねしゃ」2代目。2006年にオーガニックカフェを創業。2008年北海道紋別郡滝上町で多面的農業を学ぶ循環型農場を設立、愛知と北海道でアグリビジネスを展開。2011年「暮らしの朝市実行委員会」を夫婦で設立。2014年都市近郊型体験農園運営。2020年農業法人「(株)みんパタプロジェクト」設立。現在は、ケニアで除虫菊栽培の加工・販売に携わるなど国内外問わず精力的に活動を続ける。

暮らしの朝市
りんねしゃ

絵:赤池 佳江子(あかいけ かえこ)

1977年石川県金沢市生まれ。金沢美術工芸大学卒業。TIS会員。絵本『あいうえオノマトぺ』『あいうえオノマトぺ ぱぴぷぺぽいっと!』(河出書房新社)、『そだててあそぼう ビワの絵本』『イチからつくる あめ』(農文協)など。

Akaike Kaeko illustration

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