災害時の命綱となる
T(トイレ)K(キッチン)B(ベッド)
確保のコツ
72時間生きぬくためのTKB
進士徹 著/勝山英幸 イラスト
定価:1,650円(税込)
ISBNコード:9784540251276
発行:2026/2
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 112ページ
2011年、東日本大震災の避難所をまわった著者は、農的自然学校で培ったサバイバル術が自力防災に役立つと確信した。「トイレが不安だと、心まで不安になる」「温かいものが食べたい」「雑魚寝つづきで体調が悪くなった」という被災者の声に、段ボールでつくる洋式トイレ、空き缶の簡易コンロ、ブルーシートのキャンディ寝袋など、次々にアイデアが浮かんできた。電気・ガス・水道が止まっても、身のまわりのものを活かして生存を確保するのが〈災害サバイバル術〉。大地震、ゲリラ豪雨、土砂災害など「まさか!」のときを生き抜く知恵と技を、超図解で解説する。
豊富なイラストで、防災アイテムの作り方や災害サバイバル術をわかりやすく解説
進士 徹(しんし とおる)
1956年、東京都生まれ。駒澤大学を卒業、社会福祉法人「ねむの木学園」の生活指導員として勤務後、1989年に福島県鮫川村に移住。体験民宿を運営する傍ら、1995年に「あぶくまエヌエスネット」を設立して、自然体験活動や田舎暮らしを体験できる自然学校に取り組む。防災士の資格を持ち、体験イベント「まさか!のときの生き残り塾」を主催。自治体や公民館、幼稚園などの防災セミナーの講師も務める。主な著書に『まさか!のときの生き残り塾』家の光協会、2003年(増補版2007年)がある。
■ SNS (書名による検索結果) ■
Facebook(要ログイン) | X(旧Twitter)
■ 書評・ネットでの紹介など ■
----- 2026/6/1 -----
自著自薦 一般社団法人あぶくまエヌエスネット 代表理事 進士 徹
私は、人口2,700人の福島県鮫川村で農的自然学校を運営し30年になります。開校以来、県内外の親子を対象に自然体験を提供し「生きる力とは何か」を伝えてきました。
『超図解 災害サバイバルガイド』は、その活動で培った知恵や技術をもとに、日々の暮らしの延長線上で「もしもの時にどう身を守るか」を考えた一冊です。東日本大震災や西日本豪雨、能登半島地震など、各地で大きな自然災害が続くなか、私たちは大切な家族や地域を守るための“自力防災”について、改めて見直す必要に迫られています。
災害時に一番困るのは、特別な道具がないことではありません。重要なのは「TKB」。T=トイレ(排泄する)、K=キッチン(食べる)、B=ベッド(寝る)、この三つがきちんと確保できるかどうかです。どんなに不便な状況でも、この三つが整えば、人は落ち着きを取り戻し、次の行動に踏み出す力が湧いてきます。逆にTKBが満たされなければ、心身ともに追い詰められ、生き抜くための判断力も奪われてしまいます。
本書では、家にある段ボールでつくる簡易トイレや空き缶を使った小さなコンロ、さらにはブルーシートで体を包む“キャンディ寝袋”など、身近な材料でTKBを確保する手順をイラストでわかりやすく紹介しています。「特別なものを買わなくても、暮らしのなかにあるものでなんとかなる」――そんな視点を大切にしました。
農村では、家族のつながりやご近所同士の助け合いが、災害を生き抜く力になります。都市とは違う住まい方だからこそ、地域の知恵を生かしたTKBの共助にも役立ちます。
この本を「一家に一冊」、台所や本棚のすぐ手の届くところに置いてください。いざという時、慌ててスマホを開かなくても必要な知恵がすぐに見つかり、あなたの「生きる力」の支えとなります。
『月刊 NOSAI』2026年6月号
***** リンクはありません *****
●『のんびる』2026年5・6月号 No.196 のんびる読者のひろば
●『日本農業新聞』2026年4月21日 四季(1面コラム)
●『日本農業新聞』2026年3月8日 あぜ道書店(読書欄)