農家が教える カメムシの防ぎ方

農文協 編

おどろきの素顔も、
簡単な撃退法も、
田畑のカメムシのことが
丸ごとわかる一冊。

農家が教える

カメムシの防ぎ方

ここまでわかった!謎生態
農文協 編
定価:1,980円(税込)
ISBNコード:9784540261114
発行:2026/5
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:B5 96ページ

本を購入する(田舎の本屋さん)試し読み(PDF)

カメムシといえば、昔から悪臭を放つ「くさい虫」とされ、嫌われ者の害虫のイメージが強くある。そのカメムシが、昨今の温暖化で大量発生! 原因は、好物のスギ・ヒノキの球果の豊作による繁殖力アップや、暖冬による越冬世代数の増加といわれ、全国各地で農作物に大きな被害を与えている。特に、斑点米カメムシによる稲作の被害は深刻で、2023年度産米の被害額は約33億円、「令和の米騒動」の一端ともなった。ただ「カメムシ」とひと口に言っても、その種類は日本だけでも1250種余り。害虫だけでなく天敵になるカメムシもいる。これまで生態・生活史の多くは謎に包まれていたが、最近の研究で少しずつ明らかになってきた。例えば、イネカメムシはイネの出穂まで越冬場所にいることや、メヒシバなど一部のイネ科雑草も好むことなど、暮らしぶりがわかれば上手な防ぎ方も見えてくる。

photo1

斑点米カメムシのなかでも古株のイネカメムシ。夜行性で夕方から夜に米の汁を吸う(依田賢吾撮影)

photo2

イネカメムシは適度に温かく湿度があれば、いろいろなところで越冬できる

photo3

住宅に侵入して洗濯物などにつく、クサギカメムシ。「日本一くさいカメムシ」の異名をもつ(写真提供=外山晶敏)

photo4

ゴマの茎や枝を棒で叩き、土着天敵のタバコカスミカメを捕獲する(編集部撮影)

目次

topへ